キャンメイクが生んだシルキースフレアイズという怪物級アイシャドウ

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師走です。

だからといって何もありません。言ってみました。

 

あまりにも評判がいいのでキャンメイクの限定アイシャドウを買いました。 

売り切れ続出の上に発売から1週間近く経っており、ちょっと今さら感がなきにしもあらずなレビューなんですけど、今日確認したらまだ売ってるところもあったし、

大丈夫だ

キャンメイクの限定はだいたい定番になる。

 

たぶんね。

 

 

キャンメイク シルキースフレアイズ

限定全3色 750円(税抜)
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www.canmake.com 

シルキースフレアイズとは…
シルクのようなツヤ感・透明感⇒シルキー
スフレのようなやわらかパウダー・高フィット⇒スフレ

リッチな質感✨アイシャドウ!

 

キャンメイクからの全く新しいアイシャドウパレットのキーワードは「透けるツヤ」

最近なんでも透けてますよね。

透け感、透明感、透けツヤ、透けマット

透け放題です。

この流れが続けば今に若者は透けて目視不可能になるかもしれない。

 

そのコンセプト通り、見た目よりも薄いというか、発色が悪いわけではなく、透け感なんですよ。分かってください。

粉質はこの価格からしたらパーフェクトっていうくらい。

指で触れると本当にやわらかく繊細。粉飛びもしないし、密着感もあります。

ラメもとても繊細でギラギラもジャリジャリもしてなくてクオリティは高いんですけど、全体的にまあまあキラキラ。

買ってない01はスキニーなベージュカラーなので万能そうだけど、やっぱり似てると言われるエクセルのスキニーリッチシャドウに比べるとキラキラが強いのかな。

半額で似たようなもの出してきてスキニーリッチ危うしではと思ったけど、オフィスでも就活でも何にでも対応してくれるスキニーリッチシャドウの立場は守られた。と思う。

 

全体的な話はこんな感じです。

02、03の2色を買ったので順にご紹介していきます。

 

 

02 ローズセピア

色っぽくてかわいいローズピンク
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02はローズっぽいパレットです。

01、03はどちらも黄みっぽく、02だけがちょっと青み寄りっぽいカラー。

リップだとほんの僅かな青みの介入も断固として許さない姿勢を見せているんだけど、アイメイクはローズとか紫とか、ウィンター系のカラーが好きなんですよね。

アイメイクは何色も使えるし、ポイントで色を入れたり出来るので、リップより自由度は高いしね。 

 
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この表面の質感がボアっぽくてあたたかそうでめちゃいいです。

色も絶妙に秋冬っぽい。

街路樹の色づいた葉が落ち始めた石畳を、この冬はじめてのコートと、この冬はじめての白い息を纏いながら歩きたいような感じ。 手にはあったかいコーヒーかなんか持ってな。

いつも色やアイテムに対するイメージがこんな感じで降りてくるんですが、なかなか言葉にしにくい。 

そして私は手にコーヒー持って歩くことはまずない。

 


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こんな感じで縦割りが推奨されています。

Aがベースカラー、Bはメインカラー(淡)、Cがメインカラー、Dがラインカラーだそうです。

メインカラー(淡)

足早にスルーしようと思ったけど立ち止まってしまった。メインカラー(淡)。

Cはメインカラー(濃)ではないらしい。ましてやベースカラー(薄)やラインカラー(笑)でもない。


それはそれとして、以下カラーをABCDで呼ぶのでこの配置を記憶してから先に進んでください。

 


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Aはほとんど色はつきません。ゴールドとピンクのラメなのでピーチベージュっぽい。

 

Bはくすんだベージュっぽいカラーなので濁らないか懸念されたのですが、こちらもそこまで色はつかないし、A同様にゴールドラメが入ってるので、わりと馴染みよかったです。

 

Cは肌に出してみるとローズというよりブラウンレッドっぽくて、あまり青みカラーに感じなかった。

このカラーだけラメが入っていません。微細な青みっぽいピンクのパールが入っているようで面で光ります。たぶんパレット上は粉とパールがギュッとなった結果、ローズに見えるのでしょう。

 

Dも赤みのブラウン。 赤錆みたいな色しててめちゃくちゃ可愛いですこれ。 

ただどうも締め色も透け感を重視して「他の色よりは濃いけども」くらいにあえてしているみたいで、万力で締め上げないと締まらないタイプのゆるゆるの目元にはちょっと物足りないかなぁ、個人的には。


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C以外の3色は共通してゴールドやピンクのラメが入ってます。

 

Aが白っぽくなりそう+AとBのラメがほとんど共通なのでAは使わずにBをベースに、Cを目尻重点的に、Dを締めで上瞼全体にライン、下瞼1/3くらいに引いて、目尻にくの字で仕上げてみました。 

前述の通りピンクのラメが青みっぽい色ではあるのだけど、元のカラーとゴールドラメの効果で、仕上がりはそんなにローズっぽくなかったです。

照明によってはオレンジ寄りの赤に見えるくらい。

なのでイエベの方でも十分使いやすい赤系ブラウンパレットです。

 

エスプリークの1年前の限定の赤使ったときに結構似てるかも。

www.makemendokusai.com

 

これめちゃくちゃよく使ってるし、ローズセピアもめちゃめちゃ気に入りました。 

エスプリークの定番RD400も赤錆カラーで気になってたんだけど、エスプリーク単色ひとつ買うよりこのパレットの方が安いという事実に震える。

 

 

 

03 レオパードブロンズ

オシャレな目元になる赤みブラウン
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こちらはいかにもオータムっぽいオレンジゴールド系のパレット。

「オシャレな目元になる」というどんなカラーにも当てはまりそうな没個性的な説明文は気になりますが、オシャレな目元になりたいので買ってみました。

 


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こちらは全色しっかりラメが入ってます。

小さい秋を見つけては詰め込んでプレスした結果みたいなパレットです。 



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こっちもAはラメだけなんですが、Bがしっかり発色カラーなのがローズセピアとは違いますね。

 

Bはイエロー系のゴールドで、Cが新品の10円玉みたいなブロンズカラー。Cにラメが入ってるのもローズセピアとは違う。

腕に塗ってるときCだけ色が付きにくい気がしたんだけど、それも透け感だからか?

 

Dは赤みを抑えたブラウンで使いやすい色。やっぱり私には締め色としては控えめすぎるかな~

 

オレンジ系のアイシャドウは瞼が腫れるので得意ではないのですが、使うとしたら目尻にオレンジ系を、目頭の方には赤みのないゴールドを使ってるんですよね。

これ、推奨の使い方どおりにすればそれになるんですよねー便利。

 

 

 

デパコス並は言い過ぎかもしれないが750円は破格

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どっちもかわいいですねー。

どちらも1回ずつ使ってみただけですが、ふんわりした質感なのに色持ちも悪くなく、何より目尻に固まってなかったのが凄い。

私の重量級の瞼におきましては、お湯落ちアイライナーを一瞬にして下瞼に転写させ、アイシャドウも目尻の下で涙と混じり合い醜く固まったものがこびりついているのが常なのですが、1日つけててそれがなかったことには感動を覚えました。

アイシャドウが二重に溜まるという悩みは持ち合わせていませんが、たぶん二重の方もその現象は起きにくいんじゃないかと思います。たぶんね。

 


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個人的には02の締め色(D)の赤錆色と

03のCがだいぶツボでした。

ついでに似たようなブロンズ系統のセザンヌの単色シャドウ06を並べてみました。こっちの方が10円玉だったし、セザンヌも同様にクオリティ高いということを再認識。井田すごい。

セザンヌ シングルカラーアイシャドウ 06 オレンジブラウン 1.0g

セザンヌ シングルカラーアイシャドウ 06 オレンジブラウン 1.0g

  • 発売日: 2019/09/09
  • メディア: ヘルスケア&ケア用品
 

 

 

パレットとしては03みたいなゴールド系はそこまで手に入れにくい気はしないけど、ちょうどいい赤パレットはなかなか難しいかなと思うので、02はほんとに買ってよかったと思いました。

 

 

トレンド感とキャンメイクらしさが詰め込まれたパレット

どちらも4色のカラーバランスも単体カラーもとてもいい。

ブレンディングブラシなんて使わなくても、4色が勝手に綺麗にグラデーションになるような設計にしてるんだと思います。

失敗知らずで簡単にトレンド感のあるメイクが仕上がるのはさすがのキャンメイク。

 

個人的には4色も入ってるならもう少しメリハリがあるカラーバランスでもいいかなと思ってしまうところもあるけど、これはこれが魅力のパレット。

アイメイクに関してはあまりトレンドを意識してなかったので、推奨どおりにこれ使ったらかつて見たことのない「今っぽさ」のようなものが瞼に浮かび上がり、なるほどと思ったし、新しい扉を開けてくれた気がします。

いつもコスメに教わってる。

 

 

時代が生んだ怪物

これ、発売前からやたらと「デパコス並!」というような賛辞が舞い踊っていたので、いいものなんだろうけどそれはないだろう、言いすぎると逆効果だぞと思っていた。

実際使って思うのは、やっぱりデパコス並とは言わない。

デパコスという括りもだいぶ大雑把なので、勝ってるものもあれば負けているものもあるのでしょう。

だけど、750円のクオリティではないのは確かだった。

トレンド感でも安さでもプチプラの先頭を走るキャンメイクにおいて「お値段以上」なのは「いつものこと」になりつつあり、今回ばかりは「お値段以上」という賛辞では足りないのだ。

あえてデパコスと比べたら各所がすべて少しずつ劣るかもしれないけど、言ってみれば「その程度」の差でしかないということなのだ。

パッケージだけはお値段相応だし、そもそもの役割の違いからデパコスは脅かさないと思うけど、プチプラ各社においてはほぼ半額でこれやられるのはダメージあるんじゃなかろうか。

 

昔々は、キャンメイクは安いから買っていた。安い以外の理由はなかった。

それが近年キャンメイクは安い上にトレンドの最先端に立つようになり、「これがこんな値段で手に入って最高!」っていうのが最近のキャンメイクだった。

今回は、その言葉では足りない。さらに上を行ってる気がする。

言うなれば、ジュネリックや廉価版としての存在だったものが、オリジナルに進化して2つの足で立ち上がったような感覚。決して今までジュネリックと思ったことはないですが。

 

なんかもう品質もさることながら、企画からマーケティングからプロモーションまでどこを切っても隙が無い気がする。

その結果、とんでもないモンスターが生まれた、そんな感じ。

とんでもないモンスターが生まれた

とはコスメ界隈ではたぶんあんまり言わないから

デパコスみたい

という言葉になったんだと思う。

許したい。

 

きっと来年、新色を引き連れて定番になるはず。

その様はアベンジャーズとか白い巨塔のような感じで勝手に想像されてる。

アベンジャーズも白い巨塔も見たことないけど。

音で言ったら「ずらり」みたいな感じよ。

ではまた。

 

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